- 福井県庁の論文試験の概要
- 福井県庁の論文試験の出題テーマ
- 福井県庁の論文試験過去問
福井県の論文試験の概要や過去問についてまとめています。
過去問から出題傾向を把握することが一番大事なので、この記事を読んでしっかりと対策しましょう。
目次
福井県庁:論文試験の概要
受験者の多い上級試験の概要です。
- 試験時間:70分
- 文字数:不明
文字数は不明ですが、おそらく一般的な他の自治体の試験と同様に1,000文字程度だと思われます。
人が一時間でかける文章は1,000字程度。
私の場合、早く書いて50分で1,300字程度書けます。
このことを考えると、福井県庁の論文試験は時間的余裕があると言えます。
これ以外の概要はホームページをご覧ください。
福井県庁:論文試験の過去問例
福井県庁に限らず論文試験は過去問をみて、出題傾向を把握することが大事。
出題されるテーマをある程度絞りこむことができるからですね。
ただ、古過ぎる過去問を見ても意味があまりありません。
ここでは福井県庁の近年の過去問を紹介します。
福井県庁の論文:直近の出題傾向
福井県の論文試験で過去に出題されたテーマは以下の通りです。
年度 | テーマ |
2022 | SDGs |
2021 | 移住定住促進 |
2020 | 福井県の将来像 |
2019 | 福井県の幸福度を高めるために |
2018 | 若者の定着促進 |
2017 | 地方創生 |
2016 | 福井県の強みと弱み |
2015 | 人口減少 |
見てみると、あまり特殊なテーマは見られません。
基本的なテーマを準備しておきましょう。
福井県庁の論文:直近3年の出題例
福井県の論文試験の直近3年の過去問は以下の通り。
古すぎる過去問を見ても参考にならないので、3年分ぐらい把握してればOKです。
福井県の論文試験は、福井県と行政課題を絡めた出題となっているので、面接対策もかねて福井県のことについても調べておきましょう。
【2022年】
「SDGsの達成に向けた取組みについて」
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットにおいて採択された2030年までの国際目標である。持続可能な世界を実現するための17のゴール(目標)から構成され、「誰一人取り残さない」という共通理念を掲げている。SDGsの達成に向けて、国や自治体、企業等が様々な取組みを進めている中、昨年5月、福井県は、「次世代に選ばれる『しあわせ先進モデルふくい』の実現」をテーマにした提案が認められ、内閣府の「SDGs未来都市」に選定された。
SDGs17のゴール(目標)
1 貧困をなくそう 2 飢餓をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 つかう責任
13 気候変動に具体的な施策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
(1) 上記に掲げたSDGsの目標の中で、あなたが最も関心を持っている、または最も重要と考えているものを1つ挙げ、その理由について具体的に述べなさい。
(2) あなたが本県の職員になった場合、(1)で挙げた目標を達成するために解決すべき課題を挙げるとともに、県として取り組んでみたい施策について具体的に述べなさい。
*(1)(2)全てについて、回答してください。
((1)(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるように回答してください。)
【2021年】
「福井県への移住定住促進策について」
国の地方財政審議会が、今年5月に取りまとめた「感染症を乗り越えて活力ある地域社会を実現するための地方税財政改革についての意見」では、地方創生の推進として、「地方自治体は、この機を捉まえ、活力ある地域社会の実現のため、地方への人の流れの創出・拡大等を通じて地方回帰を支援していくべきである。」と提案している。本県では昨年7月に、日本一の子育て応援社会の環境づくり、都市部における「攻め」の移住政策、地域産業を担う人材育成と魅力的な仕事づくりなど、今後さらに強化・拡充していく具体的な施策をとりまとめた「第2期ふくい創生・人口減少対策戦略」を策定した。
(1)本県への移住・定住を増やすため、県としてどのような課題に重点的に取り組む必要があるのか、あなたの考えを述べなさい。
(2)(1)で挙げた課題に対し、あなたが効果的と考える施策をその理由を含めて述べなさい。
*上記(1)(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるように回答してください。
【2020年】
「福井県の将来像について」
福井県では、本県のさらなる発展に向けて行動していくため、今年7月に今から20年後となる2040年の福井県の将来像を描いた「福井県長期ビジョン」を策定した。
(1)あなたが県職員になった場合、2040年に向けて福井県をどのような県にしていきたいか、理由を添えて述べなさい。
(2)(1)で述べたような福井県を目指すにあたり、解決すべき課題とその解決策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。
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福井県庁の論文:直近3年の出題例(高卒程度など)
大卒区分以外の過去問についても直近3年分を掲載しておきます。
Ⅱ種
【2022年】
「人と協力して成果を得た経験について」
(1)職場や学校で、あなたが同僚や友人と協力し、成果を得た経験を具体的に一つ述べなさい。
(2)また、その経験を福井県職員、小・中学校事務職員として働く中で、どのように活かしていきたいか述べなさい。
※上記(1)、(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるようにしてください。
【2021年】
「あなたが目指す職員像について」
(1)あなたが福井県職員、小・中学校事務職員として採用された場合、どのような職員になりたいか述べなさい。
(2)また、そのためにどのような心構えで仕事に取り組んでいきたいか、これまでの経験を踏まえてあなたの考えを述べなさい。
※上記(1)、(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるようにしてください。
論文試験は出題傾向を把握してればOK
福井県の論文試験は過去問を見る限りそこまで難しくはありません。
出題傾向を把握し、基本的な知識を覚えていれば合格答案は書けます。