- 北海道庁の論文試験の概要
- 北海道庁の論文試験の出題テーマ
- 北海道庁の論文試験過去問
北海道の論文試験の概要や過去問についてまとめています。
過去問から出題傾向を把握することが一番大事なので、この記事を読んでしっかりと対策しましょう。
北海道庁:論文試験の概要
受験者の多い上級試験の概要です。
- 試験時間:90分
- 文字数:不明
文字数は不明ですが、おそらく一般的な他の自治体の試験と同様に1,000文字程度だと思われます。
人が一時間でかける文章は1,000字程度。
私の場合、早く書いて50分で1,300字程度書けます。
このことを考えると、北海道庁の論文試験は標準的な試験であると言えます。
これ以外の概要はホームページをご覧ください。
北海道庁:論文試験の過去問例
北海道庁に限らず論文試験は過去問をみて、出題傾向を把握することが大事。
出題されるテーマをある程度絞りこむことができるからですね。
ただ、古過ぎる過去問を見ても意味があまりありません。
ここでは北海道庁の近年の過去問を紹介します。
北海道庁の論文:直近の出題傾向
北海道の論文試験で過去に出題されたテーマは以下の通りです。
年度 | テーマ |
2022 | 6月:デジタル技術を活用した地域課題の解決 9月:観光について |
2021 | 北海道の経済について |
2020 | ー |
2019 | 北海道の労働力維持について |
2018 | 5月:北海道の交通ネットワーク維持について 9月:民間との協働による北海道の課題解決 |
2017 | 5月:北海道を質の高い観光地にするために 9月:若者をグローバル人材とするために |
2016 | 5月:安心して出産子育てができる環境にするために 9月:女性が活躍できる社会にするために |
2015 | 5月:防災について 9月:北海道の豊かな環境を守り引き継ぐために |
2014 | 5月:北海道新幹線について 9月:人口減少超高齢化社会について |
2013 | 5月:食に関する北海道ブランドの可能性と課題 9月:北海道のまちづくりについて |
見てみると、あまり特殊なテーマは見られません。
基本的なテーマを準備しておきましょう。
北海道庁の論文:直近3年の出題例
北海道の論文試験の直近3年の過去問は以下の通り。
古すぎる過去問を見ても参考にならないので、3年分ぐらい把握してればOKです。
北海道の論文試験は、北海道と行政課題を絡めた出題となっているので、面接対策もかねて北海道のことについても調べておきましょう。
【2022年】
<6月>
道では、令和4年度重点政策において、「暮らしや産業へのデジタル化の浸透による『北海道Society5.0』の実現」を掲げています。積雪寒冷、広域分散型の地域特性を持つ北海道において、暮らしや産業など各分野で、デジタル技術を活用した地域課題解決の先進地を目指すために、道としてどのような取組が必要か、あなたが考える具体的な取組とその理由について書きなさい。
<9月>
道では、令和4年度重点政策において、「本道の強みを最大限活用した需要の取込み」を掲げ、食の北海道ブランドの強化や、北海道観光の高付加価値化などに取り組んでいるところです。本道の強みを活かして観光客を呼び込むために、どのような取組が必要か、①具体的な取組と、②その理由を書きなさい。
【2021年】
道では、令和3年度重点政策において、「域内循環・国内需要の取り込みと力強い農林水産業の確立」を掲げています。道内の経済循環を高めるとともに、国内の需要を取り込んでいくために、道としてどのような取組が必要か、あなたが考える具体的な取組とその理由について書きなさい。
【2020年】
免除
論文試験は出題傾向を把握してればOK
北海道の論文試験は過去問を見る限りそこまで難しくはありません。
出題傾向を把握し、基本的な知識を覚えていれば合格答案は書けます。