- 福岡市役所の論文試験の概要
- 福岡市役所の論文試験の出題テーマ
- 福岡市役所の論文試験過去問
福岡市の論文試験の概要や過去問についてまとめています。
過去問から出題傾向を把握することが一番大事なので、この記事を読んでしっかりと対策しましょう。
目次
福岡市役所:論文試験の概要
受験者の多い上級試験の概要です。
- 試験時間:75分
- 文字数:1,000文字
人が一時間でかける文章は1,000字程度。
私の場合、早く書いて50分で1,300字程度書けます。
このことを考えると、福岡市役所の論文試験は時間的余裕があると言えます。
これ以外の概要はホームページをご覧ください。
福岡市役所:論文試験の過去問例
福岡市役所に限らず論文試験は過去問をみて、出題傾向を把握することが大事。
出題されるテーマをある程度絞りこむことができるからですね。
ただ、古過ぎる過去問を見ても意味があまりありません。
ここでは福岡市役所の近年の過去問を紹介します。
福岡市役所の論文:直近の出題傾向
福岡市の論文試験で過去に出題されたテーマは以下の通りです。
年度 | テーマ |
2022 | カーボンニュートラル |
2021 | 熱中症予防対策 |
2020 | 観光振興事業等に関する課題解決 |
2019 | 人生100年時代へのアイデア |
2018 | 先進的な民間のノウハウの活用について |
2017 | 商店街のありかたについて |
2016 | 男女共同参画社会の実現 |
2015 | 政令都市であるメリット |
2014 | 女性の活躍 |
2013 | 人口の増加による功罪と課題 |
見てみると、一般的によく出題されるテーマに関するものが多いです。
また、福岡市特有の特殊なテーマが絡められることがあるので、面接対策と同時並行で知識の準備をしておきましょう。
福岡市役所の論文:直近3年の出題例(上級や社会人経験等)
福岡市の論文試験の直近3年の過去問は以下の通り。
古すぎる過去問を見ても参考にならないので、3年分ぐらい把握してればOKです。
福岡市の論文試験は、福岡市に関する出題となっているので、面接対策もかねて福岡市のことについても調べておきましょう。
上級
【2022年】
政府は、2050 年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルを目指すと宣言しました。福岡市も令和2年2月にゼロカーボンシティを表明し、温室効果ガス排出量実質ゼロを目指して、脱炭素社会の実現に向けてチャレンジしています。脱炭素社会への取組みが求められている背景・課題を述べるとともに、行政としてどのように取り組めばよいか、あなたの考えを述べなさい。
【2021年】
環境省は、2019年度から2020年度にわたり16の実証事業(※)を実施し、その優れた取り組み事例を紹介した「熱中症予防ガイダンス」を策定しました。また、これを活用し、地方自治体、施設管理者、企業などが連携して地域の熱中症予防対策を推進することを呼びかけています。地域の熱中症予防対策の推進について、今後、福岡市はどのように取り組んでいけばよいか、あなたの考えを述べなさい。
【2020年】
福岡市では、令和2年度から宿泊税※が新たな市の財源となります。これを活用し、福岡市地下鉄空港線全駅において、公衆無線LANサービスの通信環境の充実を図るなど、観光振興事業を実施していきます。あなたの考える福岡市の観光振興事業等における課題を挙げ、宿泊税などの財源をどのように活用すればよいか、あなたの考えを述べなさい。
社会人経験
【2022年】
福岡市では、政治意識を高めるための啓発事業として、「明るい選挙啓発事業(ポスターコンクール、出前授業等)」を実施しています。令和4年度から令和5年度にかけては、福岡市長及び福岡市議会議員の任期満了に伴う選挙が執行されますが、多くの人が参加し、公正かつ適正な選挙を実現するために、福岡市はどのように取り組んでいけばよいか、あなたの考えを述べなさい。
【2021年】
福岡市では、自治協議会と市がパートナーとして、様々な主体と地域の未来を共に創る「共創」の取り組みを推進するとともに、持続可能な地域コミュニティの実現に向けて、自治協議会や自治会・町内会の位置づけや地域への支援のあり方などについて検討を進めています。あなたが考える「持続可能な地域コミュニティ」とはどのようなものですか。また、その実現のために、福岡市はどのように取り組んでいけばよいか、あなたの考えを述べなさい。
【2020年】
福岡市の人口は、平成 25 年に 150 万人を超えてからも増加が続き、令和2年5月1日現在の推計人口が 1,601,755 人となり、160 万人を超えました。人口の急激な増加の要因と課題を挙げ、今後本市がどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
論文試験は出題傾向を把握してればOK
福岡市の論文試験は過去問を見る限りそこまで難しくはありません。
出題傾向を把握し、基本的な知識を覚えていれば合格答案は書けます。