- 名古屋市役所の論文試験の概要
- 名古屋市役所の論文試験の出題テーマ
- 名古屋市役所の論文試験過去問
名古屋市の論文試験の概要や過去問についてまとめています。
過去問から出題傾向を把握することが一番大事なので、この記事を読んでしっかりと対策しましょう。
名古屋市役所:論文試験の概要
受験者の多い上級試験の概要です。
- 試験時間:60分
- 文字数:不明
文字数は不明ですが、おそらく一般的な他の自治体の試験と同様に1,000文字程度だと思われます。
人が一時間でかける文章は1,000字程度。
私の場合、早く書いて50分で1,300字程度書けます。
このことを考えると、名古屋市役所の論文試験は時間的余裕があると言えます。
これ以外の概要はホームページをご覧ください。
名古屋市役所:論文試験の過去問例
名古屋市役所に限らず論文試験は過去問をみて、出題傾向を把握することが大事。
出題されるテーマをある程度絞りこむことができるからですね。
ただ、古過ぎる過去問を見ても意味があまりありません。
ここでは名古屋市役所の近年の過去問を紹介します。
名古屋市役所の論文:直近の出題傾向
名古屋市の論文試験で過去に出題されたテーマは以下の通りです。
年度 | テーマ |
2023 | 多様性を重視した環境作りについて |
2022 | 外国人も住みやすいまち |
2021 | 環境施策について |
2020 | 子育て世帯と若者が豊かに育つまちづくり |
2019 | 名古屋の魅力向上について |
見てみると、一般的によく出題されるテーマが多いです。
名古屋に関する知識も必要となるので、面接対策と同時並行で知識の準備をしておきましょう。
名古屋市役所の論文:直近3年の出題例
名古屋市の論文試験の直近3年の過去問は以下の通り。
古すぎる過去問を見ても参考にならないので、3年分ぐらい把握してればOKです。
名古屋市の論文試験は、名古屋市に関する出題となっているので、面接対策もかねて名古屋市のことについても調べておきましょう。
大卒
【2022年】
名古屋市の令和3年10月1日現在の住民基本台帳上の外国人人口は79,758人であり、多くの外国人が名古屋市で暮らしています。そこで、外国人もより住みやすいまちにするために本市はどのような施策を行うべきか、あなたの思う「外国人も住みやすいまち」について述べたうえで、その実現にむけた現状の課題と方策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。
【2021年】
市民の日常生活や企業の経済活動は、環境にさまざまな影響を与えることから、次世代にわたって本市が発展し続けていくためには、環境に配慮したまちづくりの推進が必要となります。そこで、本市が具体的にどのような環境施策に取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
【2020年】
本市は、2019年10月に公表した名古屋市総合計画2023において、本市が実現をめざす将来のまちの姿を、5つの都市像として描いています。この中の1つに、「安心して子育てができ、子どもや若者が豊かに育つまち」があります。少子化が急速に進行する中で、次代を担う子どもたちの育成は大きな課題となっていますが、この都市像を実現するために、市としてどのような施策に取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
職務経験者
【2022年】
名古屋市内の事業所数の約99%を占めている中小企業は、地域の雇用や経済を支えています。しかしながら、近年の中小企業の経営状況は、財政面、人材面ともに依然として厳しいものとなっています。そこで、中小企業の支援のために、どういった施策を行うべきか。本市が対策をするべき対象を例示し、その現状と課題について論じたうえで、財政面、人材面それぞれについて行うべき施策を具体的に述べてください。
【2021年】
リニア中央新幹線開業により、名古屋駅を起点とした三大都市圏が一体化した世界最大の広域経済圏が形成されます。そこで、本市がこのチャンスを活かして大きく成長を続けるために、どういった施策に取り組むべきか。その施策を実行するために解決すべき課題とその解決方法についてあなたの考えを述べてください。
【2020年】
市民サービスや業務の質を低下させず、長時間労働を是正するためには、組織としてどのような対応が必要と考えるか、あなたのこれまでの職務経験を踏まえ、具体的に述べてください。
論文試験は出題傾向を把握してればOK
名古屋市の論文試験は過去問を見る限りそこまで難しくはありません。
出題傾向を把握し、基本的な知識を覚えていれば合格答案は書けます。